そういえば中学の同級生も山で亡くなって新聞に載ってたな…
今回、人名が多くて面倒になってきたので敬称略で失礼します。
栗城史多の訃報を知ったのはLINE NEWSだったと思うのですが、驚いたというよりは「あらまぁ…」って感じでした。
彼の事は、約5年前くらいかな?エベレスト挑戦4回目で、凍傷により指を9本 壊死させてしまった後くらいにネットで見たのが最初で。
既にその頃ネット界隈では「プロ下山家」として一部で有名だったようで、まとめサイトも作られていました。ご本人がツッコミどころの多い人だった事もあって、なかなか読みごたえがあり当時ハマっていた覚えがあります。
そんな風に彼の基本的な言動は知っていたので、ニュースを見た時も そこまで意外な感じはしなかったというのが正直なところです。むしろ、まだエベレスト挑戦を続けていた事に驚いたくらい。
第一報の時点で、真面目に登頂を目指した末の事故とは思えなかった辺りは流石というかなんというか。とうとう やらかしちゃったか、といった感じで。
ただ、最初は本人も まさか死ぬとは思ってなかっただろうな、と考えていたのですが、色々とネットで調べていくうちに、もしかしたら…と思うようになりました。
彼の場合は舞台が山だったところが ある意味 良かったのかなぁ、と。
その辺の事情は、検索すれば詳しい事が書いてあるページが たくさんヒットするので ここでは触れませんが、時系列を追っていくと段々追い詰められていくのが分かって何とも言えない気持ちになりますね。
私自身は完全にネット脳で汚染されまくっているので、彼の世間一般的な知名度とか評価は全く分からないのですが、とりあえず一報がネットニュースになるくらいには有名だったんですかね。生前、一時期はTVでも特集されていたみたいですし。
ただ、その割にはTVのニュースで思ったより報道されていない印象ですね。ワイドショーで多少 話題になっているくらい?同時期に西城秀樹さんの訃報があったり、日大が次々と新しい登場人物を出してきて話題に事欠かない所為もあると思いますけども。
まぁ、取り扱いが難しい案件ですしね…ちょっと調べたら、安易に美談に出来ない事情が ありまくりなのが分かりますから。
私自身、数年ブランクがあったので今回 検証ブログ等を読み漁ってみたのですが、本人を取り巻く状況が当時とは かなり変わっているなぁと感じました。
色々と読んでいた中で、小保方晴子との類似性を感じている方がいらっしゃったり、のぶみ(絵本関係の人)の名前が出ていたりしたのが興味深かったです。
後は てんつくマン・高橋歩・木村秋則・西畠清順あたりの名前が挙がっていたのかな。
基本、自称している経歴や実績が怪しかったり、世間的には持ち上げられているけど専門家から見ると異議を唱えたくなるような事をやっている人が該当している感じでしょうか。更に金儲けに走っていたら尚 良し、みたいな(名前の挙がっている人全員が そうだとは言ってません)。
どの方もネットで ちょっと調べれば色んなエピソードがザクザク出てくるので、良かったら検索してみてください。
勿論、書いてあることが全部 真実か どうかの保証はできませんが…。
ただ栗城史多が他と決定的に違うのは、彼が(自称)登山家であり、エベレストに挑戦し続ける以上は常に命の危険と隣り合わせだった事ですね。
勿論、本人は生還する為に予防線 張りまくって敗退の言い訳として良いように解釈させていたわけですけど、それが逆に今回の伏線みたいになってしまっていたのが何とも残念です。
昔ちょろっと聞きかじった程度の私ですら 何とも言えない後味の悪い感じが残るので、ずっとウォッチしていた方々の心情たるや察するに余りあります。
更に、そういった検証系ブログのコメ欄には「不謹慎」を盾に主さんを攻撃しまくる お約束の輩が現れたりもしていますし。ツイッターでも噛みついた本人がバトル内容を まとめたりしていましたね。
しかし、こういう時に「正義」や「常識」を振りかざして自分の優位を主張してくる人って何なんでしょうね?当事者が故人で自分では文句 言えないから、イタコになって代弁してあげてる気にでもなってるんでしょうか。
個人的には、彼のような死を迎えてしまう人を今後 出さない為にも、ある程度 事実を周知していく必要は あるんじゃないかなぁと思います。